2016/05/29 15:39

今回鍵の用途でなくても利用できるよう 、小さな鍵をソウルのアンティークショップにて仕入れてきました。
 
以前どこかのブログで読んだことがあるのですが
李朝家具のパンダジに よくついている魚形鍵は、全羅南道地方では、ロックとキーを陰と陽に表して多産を意味し、
子孫繁栄を望む願いで使用したとのこと。
立身出世の象徴とされ民話にもまた陶磁器にも魚を描いた。学者たちの硯も鯉の形を表して使ったりもした。魚は豊かさを象徴する。
魚は目を開けて寝るので 常に目を覚ませ また物事をしっかり見なければ などの思いがある。
過去農耕社会においては、庶民の生存手段になった魚...
両班とソンビたちは出世を願う気持ちに魚文様を
時には釣ざおを、かつ風流を楽しむ手段として...
私たちの民族は生活の隅々の模様に魚の形を使い またその文様文化が根強く続いてきた。
 
鍵一つにも先人たちの思いが詰まっているのだな。。。との思いが深まりました。